教育思想のポストモダン: 戦後教育学を超えて

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勁草書房, 2016 - Reference - 312 pages
戦後日本の教育学は近代をどのように理解し、ポストモダニズムをいかに受容したのか。また、1970?80年代にかけて隆盛し90年代に一世を風靡した近代批判の思潮は、教育学に何をもたらしたのか。戦後から現在に至る教育学の変遷と、ポストモダン以後の教育思想・教育哲学の新動向を描き出し、教育と教育学の未来を展望する。

About the author (2016)

下司晶(げしあきら) 1971年生。中央大学文学部教授。専門は教育哲学・教育思想史、精神分析思想。中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。教育哲学会理事、教育思想史学会理事。主著:『〈精神分析的子ども〉の誕生』(東京大学出版会、2006)、『教員養成を哲学する』(共編著、東信堂、2014)、『「甘え」と「自律」の教育学』(編著、世織書房、2015)、『教育思想のポストモダン』(勁草書房、2016)ほか。

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